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商品の説明
吉向焼、吉向松月窯九世吉向松月の若作の水指です。緑のグラデーション、そして竹林のデザインがとても素晴らしく美しい水指です。
大きさ
贈り物やインテリアにも最適です 繊細な 幅14.5cm×高さ16cm
素人採寸のため多少の誤差はご容赦ください。
吉向松月窯の歴史
伊予大洲藩出身の戸田治兵衛が京に出て、楽家九代了入・初代清水六兵衛・仁阿弥道八・浅井周斎などの名人たちに作陶を学び、大阪十三村に筑窯しました。
庭前の老松と生駒山にのぼる月にちなみ「十三軒松月」と号し、作陶に専念したのが起こりです。
十一代将軍家に慶事が起こり、当時の大阪城代・水野忠邦公の推挙を得て鶴と亀の食籠(※茶菓子などを入れ茶席へと運ぶための器)を献上したところ、その亀の食籠が殊の外気に入られ、「亀甲」すなわち吉に向かうに因んで「吉向」の窯号を賜りました。
以来この「吉向」を姓として名乗り、今日まで作陶を続けています。
また、当時の作品は諸大名にも大いに愛されました。
出身地の大洲藩10代藩主加藤恭済候・周防岩国の吉川経礼候・大和小泉の片桐定信候(石洲流八代遜斎公)・信州須坂藩11代藩主堀直格候・作洲津山(江戸屋敷)・松平確堂候などに引き立てられ、各地の御庭焼きに貢献いたしました。
晩年には将軍家の宗旨でもある浄土宗に帰依し、得度した法名「吉向行阿」で作品作りに勤しみました。
伊予大洲出身の戸田治兵衛が、京都に出て陶づくりを学び、享和の始め、大阪十三村に窯を築きました。
庭前の老松と生駒山にのぼる月を愛で、「十三軒松月」と号し、作陶に専念しておりました。
時の将軍家の慶事に際し、鶴と亀の食籠を献上いたしましたところ、亀の食籠が非常に気に入られ、「亀甲」即ち「吉に向かう」にちなみ、「吉向」の窯号を賜りました。
幕末から明治にかけて窯を守った四代松月に二子があり、兄、萬三郎が、五世吉向松月を継ぎ、弟実蔵が、五代吉向十三軒を継ぎました。
これより吉向窯は、二つに分かれました。当吉向松月窯は、この時の兄、萬三郎の流を引き継ぐものです。
初代松月が、浪速の地に窯を築いて以来、200年あまり、各代々が種々の技術を伝統に取り入れ、吉向焼として、独自の発展をしております。
平成19年10月、七世松月の次男孝造が九世松月を襲名しました。
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 繊細な 美術品・アンティーク・コレクション
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■ 水差し商品の状態目立った傷や汚れなし発送元の地域京都府
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