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商品の説明
昔の顕微鏡
千代田光学工業株式会社の大型顕微鏡「MKA型」です。
MKA型は研究用途の顕微鏡で、千代田顕微鏡のフラッグシップモデルです。
SN.7201(1940年代)
千代田光学工業株式会社(現在のサクラファインテックジャパン)について:
昭和16年(1941年)に設立された千代田光学工業株式会社は、当時日本最大の顕微鏡メーカーでした。前身はエム・カテラ光学器械製作所です。
顕微鏡は大型で重量があります。
高さ約 33 高品質 cm
重さ 6.65 kg
調整機能が充実しており、焦点や倍率を簡単に調整できる。ユーザーの観察ニーズに柔軟に対応できます。
接眼レンズ(3本)
5倍、10倍、15倍
対物レンズ(4本、専用ケース付き)
10倍、20倍、40倍、90倍(油浸)
顕微鏡はクリーニング済の状態です。
接眼レンズや対物レンズは全て千代田顕微鏡の純正品です。
試料ステージの下には開口数1.4のアプラナート*アッベコンデンサー(画像 9枚目を参照、黄色い矢印)があります。
駆動系の動作(鏡筒の上下動、メカニカルステージ、コンデンサーの上下動、絞り開閉**)は正常に動作します。
鏡***はコンケーブ側とプレーン側共に良い状態を保っています。
顕微鏡の保管ケースはありません。
*アプラナート(Aplanat )とは、光学系の収差補正状況を示す言葉の一つで、球面収差とコマ収差を解消していることを言います。
*絞り(画像11枚目を参照、黄色い矢印)
**鏡(画像12枚目を参照、コンケーブ側:黄色の矢印、プレーン側:赤色の矢印)
【標本観察画像(画像16枚目を参照)】
接眼レンズ
■ 10倍と対物レンズ 10倍、20倍、40倍、90倍(油浸)を使用
小腸(人)H&E染色:
左上 100倍、右上 200倍、左下 400倍、右下 900倍
※赤血球(黄色い〇の中の矢印)の中心部がへこんでいる処までよく見えるので、対物レンズの状態は良好です。
千代田顕微鏡の対物レンズについて:
特に 高品質 40倍の対物レンズは、開発された当時「従来の国産レンズと比べて格段に優秀である」と東大病理学教室から高い評価を得る出来栄えでした。
今日でも 40倍の対物レンズの像はくっきりと見えます。千代田顕微鏡のお勧めのレンズです。
【私は複数のMKA型を所有していますが、千代田顕微鏡の 高品質 90倍の油浸対物レンズには劣化したものが見受けられます。顕微鏡はきちんと見えることを確かめることが大切です。】
商品の情報
カテゴリーテレビ・オーディオ・カメラ >
■ 望遠鏡・光学機器
■ > 顕微鏡商品の状態傷や汚れあり発送元の地域岩手県
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